羽田が 本格的な「国際ハブ空港」として テイクオフ!
先週は「成田第3ターミナル構想」について
お話しましたが、
今週は
「羽田」の国際ハブ空港 についてお話したいと思います。
最近マスコミをにぎわす話題の一つに、
「羽田空港に 国際線旅客ターミナルがオープン」
や、
「羽田から 国際線定期便が就航」
などがありますが、
羽田から国際線の定期便が就航するのは
1978年以来、
実に32年ぶり という大変 画期的なことなのです。
成田には滑走路が2本(4000メートルと2500メートル)しかなく、
しかも運用時間が
朝6時から夜の11時までと制限されているので、
年間発着枠は現在のところ22万回となっています。
しかし、
羽田には4本の滑走路があり、
しかも24時間オープンしているので
それだけ発着枠にゆとりがあるのです。
今年の10月末の時点で年間36万回の発着枠があり、
そのうち国際線には年間6万回の発着枠を設けています。
2013年度には更に3万回増やして
年間9万回の枠を設けることになっています。
さて、今月末から羽田空港にも
多くの外資系エアラインが
続々就航を始めますが
ではどのような路線に、
どのようなエアラインが就航するかというと・・・
(エアラインの名前と、会社を表す2文字のアルファベット
レターコードで表現します。
覚えておくと便利かもしれません)
まずアジアでは、
ソウル (大韓航空KE、アシアナ航空OZ)、
台北 (全日空ANA、チャイナエアラインCI、エバー航空BR)、
北京 (日本航空JL、ANA、中国国際航空CA)、
上海 (JL、ANA、中国東方航空MU)、
香港 (JL、ANA、キャセイパシフィック航空CX、香港エクスプレス)、
バンコク (JL、ANA、タイ航空TG)、
コタキナバル (マレーシア航空MH)、
クアラルンプール (エア・アジアX)、
シンガポール (JL、ANA、シンガポール航空SQ)、
次にヨーロッパでは、
パリ(JL)、
ロンドン(ブリティッシュ・エアウェイズBA)、
そして北米では、
ホノルル (JL、ANA、ハワイアン航空)、
ロサンゼルス (ANA、デルタ航空DL)、
サンフランシスコ (JL)、
デトロイト (DL)、
ニューヨーク (アメリカン航空AA)、
バンクーバー (エア・カナダAC)、
というように世界の主要17都市と
羽田は空路で結ばれることになっています。
そして、早くも羽田に
「国際線用ターミナルの再拡張」のプランが発表され、
年間発着枠を9万回に増やす計画と共に
早ければ2013年度には
どちらも計画が実現しそうな気配であり、
そうなると羽田が
真の国際ハブ空港として
自他共に認められる日が来ると考えられます。(S)
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