相次ぐLCC誕生のニュース・・・採用は?
この夏の航空業界のビッグニュースとして、“相次ぐLCCの設立発表”が挙げられるのではないでしょうか?
関空を拠点としたPeachに続き、全日空の新しいLCCとして『エアアジア・ジャパン』の設立が発表されました。
それに続き 今度はJALが『ジェットスター・ジャパン』を設立するとの発表がありました。
ANAはエアアジアと、JALはジェットスター(親会社はカンタス航空)と、いずれも今世界で最も力のあるLCCとの提携事業です。
国際線のみならず、日本の国内線にもこのLCCが就航する、ということで、旅客には選択肢が増える一方、航空会社にとっては今まで以上に競争の激しい時代が到来することになります。
このように、航空事情が急激に変化した背景には、日本が推し進める『オープンスカイ政策』があります。
以前 オープンスカイについては 詳しくまとめたことがありますので、
こちらを参照してください。
http://ameblo.jp/avion-air/entry-10697056896.html
2010年10月のアメリカとのオープンスカイ締結に続き、続いて日本が乗り出したのはASEAN諸国とのオープンスカイ交渉です。
これまで韓国(2010年12月)、シンガポール(2011年1月)、マレーシア(2011年2月)、香港(2011年5月)、ベトナム(2011年6月)、マカオ(2011年7月)と毎月のように合意がなされ、最新では今月、インドネシアとの交渉が終わりました。
現在8カ国・地域との間でオープンスカイに合意済みです。
これらの国と“空の自由化”を果たすことによって 互いの国の航空会社の相互乗り入れが可能になります。
気になるのは この国々・地域の航空事情。 いったい日本とはどのように違うのでしょうか・・・
続きはまた明日。 (S)
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