日本で“サマータイム”が導入されたら・・・

先日ふれた　日本における「サマータイム制」の導入について、つづきです。

日本においてサマータイム制の導入については、これまでも出ては消え、消えては出ていましたが、

東日本大震災による電力供給の危機を受け、ついに日本も今夏の導入へ選択肢の一つとなりました。

サマータイム制の導入による経済効果は、

GDP（国内総生産）を1兆２千億円　押し上げると言われてます。

具体的には昼間を１時間伸ばすことで

名目家計消費の住居、電気、ガス、水道が約1500億円減少するのに対し、

娯楽、レジャー、文化が約5100億円、

教育が約330億円、

外食、宿泊が約3200億円

増加すると見られています。

しかし、一方で　夏時間制導入に反対する人々も大勢いますが、

その理由は以下のようなものです。

・明るいうちに帰宅すると家で過ごす時間が増え、その分　冷房需要が増えて、照明の節約効果以上にエネルギー消費量が増える　のではないか。

・始業時刻は夏時間でも、終業時刻は外の明るさを基準にする人が出れば逆に残業が増加する　のではないか。

・時刻切り替え時に睡眠リズムが狂い、健康に悪影響を与え、睡眠不足や、抑うつの症状が出るのではないか。

日本では過去にサマータイム制を導入しながらも廃止した経緯があり、

アンケート調査では導入賛成派と反対派が拮抗しているようですが、今回は待ったなしの状況下で、政府主導でサマータイム制の導入が見られるかもしれません。

さて、あなたはサマータイム制の導入に賛成ですか、それとも反対ですか。ちなみに私は、導入すべきと思います。（S)

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