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就職・転職活動の基本~自己分析編②~

 

 ‘自己分析’は‘社会人’と‘学生’では違う?

前回は、「自己分析の必要性」、「自己分析の方法」、「自己分析の活用方法」について説明いたしました。

今回は‘自己分析における社会人と学生の違い’を見ていきましょう。

 

 ‘社会人’の‘自己分析’

社会人の場合、学生時代の経験に加えて社会に出てからの経験が問われるため、

より幅広い自己分析が必要となります。

キーワードは「転職」です。‘転職理由’は必ず聞かれる項目なので、自己分析を基に、

面接官が納得できる転職理由を考えなくてはなりません。

また、‘現職’についてもよく聞かれます。特に、‘社会人になって大変だった経験・苦労したこと’は

よく聞かれるので、まとめておきましょう。

採用する側は、受験者の‘仕事に対する考え’や‘仕事ぶり’から‘企業への貢献度’を見ています。

社会人になってからの自己分析をしっかりすることで、企業側に入社の熱意を伝えましょう。

職務経験が浅い人は、短い社会人経験をどのようにアピールするかも大切なポイントです。

 

 ‘学生’の‘自己分析’

学生の自己分析には、いくつかキーワードがあるので、サンプルを挙げてみましょう。

・サークル・部活…何をしていたか、大変だったこと、学んだこと、など

・アルバイト…職務内容、職場での役割、大変だったこと、学んだこと、など

・留学…留学した理由、留学中の経験、大変だったこと、学んだこと、など

・ボランティア…ボランティアをやろうと思った理由、内容、大変だったこと、学んだこと、など

・チャレンジ経験…何をしたのか、その理由、内容、大変だったこと、学んだこと、など

以上、いくつか例をあげてみました。

大学時代の経験を基にしていますが、高校時代以前の経験も振り返っておきましょう。。

 

 共通していることは?

よく見ると、社会人・学生に共通していることがあります。それは「大変だったこと」、「学んだこと」です。

面接では、「失敗した経験」、「苦労した経験」、「大変だった経験」がよく聞かれます。

企業側では‘失敗や苦労の数だけ学びがある人’と考えます。これらネガティブな質問こそ、

‘合格する受験者’と‘不合格の受験者’を分けるポイントとなります。

自己分析の中で‘大変だった経験’を棚卸しして、的確な答えを用意しましょう。

 

今回は‘自己分析’についてご説明しましたが、次回は‘企業研究・業界研究’についてご説明したいと思います。

 

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