エアアジア・ジャパン いよいよ8月テイクオフ!
「LCC元年」と呼ばれているように、今年は日本にも本格的なLCC(格安航空会社)が次から次へと誕生しています。
まず、「ピーチ・アビエイション」が3月に関空を拠点にして就航を開始し、
次に「ジェットスター・ジャパン」が7月に成田をハブ空港にして就航を予定しています。
そしていよいよ真打登場、「エアアジア・ジャパン」が今年の8月に成田を拠点にして国内線、そして10月に国際線の就航を予定しています。
「エアアジア・ジャパン」は、全日空とエアアジアが共同出資して設立され、既存路線の半額から3分の1の低価格運賃を打ち出して、就航初年度から黒字を見込んでいます。
保有機はA320型機を3機でスタートし、2013年にはA330型機を導入して、中・長距離路線にも参入する予定です。
就航路線は、8月に成田から札幌・福岡・那覇、
そして10月には成田からソウル・プサンに国際線を飛ばす予定です。
そして 本日 5月30日に 国内線就航が正式アナウンスされ、同時に 客室乗務員の募集も発表されました。
「設立から1年あまりで、国内3路線に運航を開始できることを心から嬉しく思っています。
エアアジア・ジャパンが目指しているのは、日本にLCCを広め、だれでももっと気軽に空の旅を楽しんでいただくことです。
札幌、福岡、沖縄と東京間には週84便が運航予定であり、ビジネス、レジャー目的だけでなく、友達や恋人、家族、親戚にちょっと会いに行くなど、身近に気軽に利用していただきたいと思っています。」
(エアアジア・ジャパン プレスリリースより 岩片和行・代表取締役社長の言葉)
就航記念価格として 10,000円席を なんと 5円で販売する といいますから、旅行の予定がなくても気になるところです。
さて、本格的なLCCが三つ巴の熾烈な戦いを繰り広げ、この勝負はどのような展開になるのか非常に興味深いですね。
そして、各々のLCCがどれだけの低運賃をマーケットにぶつけて来るのか、一般の消費者の立場からも注目したいところです。