これがエアライン業界の筆記試験だ!(2)
前回に引き続き エアライン業界の筆記試験について取り上げます。
前回の記事は コチラ↓
JAL・ANA筆記試験の傾向について
http://ameblo.jp/avion-air/entry-12044279749.html
★英語 筆記試験
英語の試験で皆さんが思い浮かべるものと言えば、TOEICの試験形式ではないでしょうか。
実際のエアラインの英語筆記試験では、少し異なる形式が見受けられます。 たとえば・・・
・ 単語を並べ替えて文章を作る 「並べ替え」
・ 日本文を英訳する 「和文英訳」 その逆の「英文和訳」
・ テーマに添って文章を書く 「エッセイ・ライティング」
中東系エアラインの採用では、エッセイ・ライティングが多いですね。
そのほか、英語によるIQテストを行うエアラインもあります。
文法の知識だけでなく、日常的に英語を使っているか、が試されるとも言えるでしょう。
★一般教養
「ドイツの首相の名前は?」
「イタリアの3大芸術家は?」・・・
これはいずれも、ヨーロッパ系エアラインの筆記試験で出題された質問です。エアラインの拠点となる国の文化や地域情報を知っておくことは必須の準備ですよね!
国内エアラインの例では、
「九州地方の地名」 や、「歴史上の人物名」 などが、
変わったところでは、「当社の飛行機の機体を描いてください」 という、企業研究にも通じる出題がありました。
受験するエアラインやその拠点となる国・地域のことを、詳しく調べるのはもちろん、普段から関心を持ってニュースなどに触れることが、一番の対策となります。
★性格適性検査
他の業界同様、業務適性を見る筆記試験が行われる場合があります。
クレペリン検査や 単純な筆算など、計算問題を行う場合もあれば、
質問に対して『そう思う~そう思わない』の選択肢を5段階で選ぶような性格適性検査もあります。
後者に関しては、『CAやグランドスタッフとして働く自分はこうありたい』 とイメージして受検すると、回答の矛盾も少なくなるのではないでしょうか。
はじめにたちかえって、
『エアライン採用ではどれぐらい筆記試験が重要視されるのか?』
この質問へは、
筆記試験ばかりが重要視されるのではありません。
面接対策も忘れずに!
と答えるのが的確かもしれません。
CAやグランドスタッフは、やはり、対人業務・接客が主な仕事内容となります。
業界と仕事を理解し、チームで働く素養を身につけ、社会人として通用する人であることを前提に、筆記試験の評価が付け加えられると考えてよいのではないでしょうか。
筆記試験の内容は 日本の高校生までの学習内容で十分解答できます。
特に大学3年生・2年生は 今から少しずつ対策を始めていたほうが、就活が楽になりますね!
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