『相手の気持ちになる』トレーニング
こんにちは
ぐっと 春めいてきたこの頃 住宅地を歩いていると どこからか良い香り。
このところの暖かさで 沈丁花(じんちょうげ) が咲いているようです。
香りは遠くまで届くものの、木は お庭の奥の奥にある なんていうこともある とても香りの強いお花ですね。
ちーーさな花なのですが・・・
Wikipedia ジンチョウゲ
今日 たまたまラジオを聞いていたら タレントの松尾貴史さんのインタビューが放送されていました。
現在 京都の大学で 演技に関する講座を教えていらっしゃるそうですが、その授業の一幕。
って
マック と言うか
マクド と言うか どっち? とまず学生さんにたずね
それぞれ どう呼ぶかでグループ分けをして なぜそう呼ぶか 意見を言う。
そのあと
お互いに 自分が“呼ばないほうの立場”にたって 意見を言う。
つまり
いつもマック と呼ぶ人は 『マクドって呼ぶのがフツウ!』
いつもマクド と呼ぶ人は 『マックでええやろ!』
と お互いの立場を交換して 相手に自分の意見を納得してもらうようディベートをするそうです。
『これをすると 80分という授業がすごく面白く終わります』 とおっしゃっていました。
また松尾さんがおっしゃっていたのは
『どんな人でも演技をして生きている。
アナウンサーの○○さんだって、今アナウンサーという役割を演じているし、私たちが居酒屋に行けば、居酒屋の店員さんも、生まれながらの居酒屋の店員さんではないのに、やはりそうして居酒屋の店員さん という役を演じている。
社会ではみんなそれぞれの役割を演じています。
この 役割 を演じるときに大事なことは 結局 その役割に立つ立場への想像力なのです』
マクドナルドのディベートでやろうとしていたのは 相手の立場・考え方についての 想像力 を働かせること。
自分とは違う立場の考えに 自分の考えを変えてしまう のではなく
なぜそう思うのか
なぜそう考えるのか と 相手に対して想像力を働かせることなのです。
思えば これは コミュニケーション の一番 きほん となる部分ですね。
就職すると 皆さんは 大学生のあなた という時に表現していた自分と また違う役割を 社会の中で演じていくことになるのですが、
その時に必要になるのは
自分が所属する 会社 という他者の考え・立場を理解すること
自分と一緒に働く 上司・同僚 という他者の考え・立場を理解すること
採用面接は その過程だと言えます。
就活では 普段の自分とは違うことを話さなければ受からない!
と思いこんでいる人もいると思います。
そうすることで 今までの自分=ほんとうの自分 との隔たりを感じて 就活自体が嫌になってしまう人もいるようです。
でも
大学生の自分 も
就活中の自分 も どちらも ほんとうの自分 なのです。
ただ 役割が違うだけなのです。
あなたのお父さんが 子供の父親でもあり お母さんの夫であり おじいちゃんの息子 であり
会社では部長であり 飲み会では幹事 であるように
あなたも 一人何役 をしていくようになるのです。
そう考えながら 就活に臨むと 少しは 気持ちも楽かな (・∀・)
よく コミュ力 (コミュニケーション能力) がなければ・・・ と言いますが
基本は 相手・他者の立場・考え に想いを至らせること。
まず そこから コミュ力UP を目指してみてはいかがでしょうか。
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